初心者が絶対に知っておくべき信用取引の仕組みとリスク

資産運用

こんにちは!学生投資家のうえすぎです!

今日は初心者の方は手を出していいのか不安に思うであろう、信用取引とそのリスクについてお話していこうと思います!

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信用取引とは…現物取引との違い

それではまず信用取引がどういうものなのかを見ていきましょう。

信用取引とは簡単に言うと自分の資産を担保に証券会社からお金を借りて取引を行うことです。

現物取引は100%自分の資産だけで取引を行うのに対し、信用取引は証券会社からの資金を上乗せすることでより大きな規模の取引を行うことができます。

具体的に言うと、信用取引では自分の資金の3倍まで上乗せすることができます。

レバレッジをかける、というのはこのように資金を上乗せすることをさします。

信用取引では自分の資金の2倍のお金を借りてくることができるので、自分の資金と併せて3倍のレバレッジをかけた取引が可能になります。

空売り

信用取引の大きな特徴として空売りができるようになります。

空売りとは自分が株を保有していなくても証券会社から株を借りて売り、一定の期間内までに株を買い戻して返済するというものです。

これは普段の取引と順番が逆なので、利益を出すためには高く売って安く買う必要があります。つまり、株価が下がると予想した場合には空売りをすることで儲けを出すことができるのです。

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信用取引のリスク

信用取引は自分の資金以上の取引ができるため莫大な利益を得られることもありますが、当然その逆もあり得ます。現物取引の場合自分の資金を超える損失が出ることはありませんが、信用取引は返さなくてはいけないお金の量が決まっているので大きな負債を背負うこともあり得ます。

下の図をご覧ください。

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上は100万円で現物取引をした場合、下は100万円を元手に信用取引で300万円分取引した場合の図です。(空売りの場合はまた別です)

今回はどちらも67%価格が下落した場合の損失を比べてみましょう。

現物取引ではそのまま67万円の損失が生じますが、信用取引の場合はどうでしょうか。

返さなくてはいけないお金の量は変わらないので、200万円の返済義務があります。対して手元に残った株の価値は100万円しかありません、そのため追加で100万円支払わなくてはなりません。

もともと100万円持っていたに100万円支払う義務が発生したということは、200万円の損失を出したことになります。

このように信用取引では最大で自分の資金+借りたお金分損を出す可能性があるのです。

空売りをする場合はさらに悲惨なことが予想されます

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上の図は100万円で100株空売りし、その後株価が100株300万円になった場合の損失の計算です。初めに100株売ることで100万円の現金を手にしましたが、100株買い戻すためにはさらに200万円用意しなくてはなりません。この分が空売りをする場合の損失になります。

空売りの恐ろしいのは、株価の下落には限度がありますが、株価の上昇は青天井であるということです。そのため空売りした後に株価が上昇し続けると損失も無限の可能性があります。

一般信用取引と制度信用取引

次に信用取引の種類について説明します。

信用取引には、証券会社が返済期間や金利を自由に設定できる一般信用取引と証券取引所が定める銘柄に限定して行われる制度信用取引があります。

一般的に制度信用取引のほうが信用の高い銘柄を扱うので金利は低くなっています。

信用取引にかかる費用・返済期間

信用取引は、証券会社にお金を借りることで行うので当然金利がかかってきます。これは銀行や消費者金融と同じで、借りている金額と期間に応じて金利がかかります。

また借りたものは当然返さなくてはならないので、返済の期限も決められています。

この二つは一般信用取引と制度信用取引で異なります。

上記の通り一般信用取引は証券会社が自由にルールを設定できるので、中には無期限でお金を借りることができるものもあります。

制度信用取引では返済期間は6か月以内と決められています。金利については先ほど書いた通り制度信用取引のほうが安く抑えられます。

追い証とは

追い証とは追加の保証金のことです。

信用取引では現金や株を担保に証券会社からお金を借りています。そのため株価が急落して担保としての価値が下がったときに追い証が発生します。

追い証が発生したのにその分の資金を準備できない場合、保有している株は証券会社によって決済されてしまいます。

優待クロス

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ここで信用取引を使った極めてリスクの低い取引を紹介します。

優待クロスとは空売りと現物買いを同時に同じ額で行うことで、価格変動のリスクをなくし、優待の権利だけもらうというものです。売りと買いを同じタイミングで行うことができるため手数料を支払うだけで株主優待を受けられます。

リスクを理解したうえで有効に使っていきましょう

ここまでお読みになった方はしっかりと信用取引のリスクを理解できたのではないでしょうか。大きな損失を出す可能性もありますが、正しく使えば利益を倍増させてくれる強力なツールになります。自分のカバーできる範囲内でしっかりと有効活用していきましょう。

それではお付き合いいただきありがとうございました!

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