【2020年版】オンライン診療の実態、関連する銘柄は?【医学生の考察】

資産運用

こんにちは!学生投資家のうえすぎです!

今回は医学生らしく時事ネタについて語りたいと思います。

LINEでのオンライン診療が始まるっていうけど実際どんな病気の時に使えるの?今後も導入が進む分野なの?といった疑問に答えていきたいと思います!

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オンライン診療とは

オンライン診療はその名の通り今までのように患者と医師が対面して診療を行うのではなく、モニター越しで診察を行うものです。

現在は特にコロナウイルスなどの感染症予防にも期待されるため注目が集まっている分野です。

徐々にサービスも提供され始めていますが、オンラインで診察できる病気は限られています。それぞれのサービスの内容の違いや将来性について今回は考察していきたいと思います!

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オンライン診療が導入される背景

まずはなぜ今オンライン診療が注目されているのか、社会的な背景を見てみましょう。

厚生労働省は2018年にオンライン診療の適切な実施に関する指針を発表しました。

まさに国を挙げてオンライン診療を進めていこうという動きが始まったのです。その背景には2025年問題といって、いわゆる団塊の世代が後期高齢者になり、患者に対して医師が不足するという問題があります。その対策としてオンライン診療を推し進めることで診察の効率化を図ろうとしているのです。

医療業界はその性質上IT化が進みにくいですが、この発表はついに医療業界が変わり始めたことを示していると感じます。

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どんな病気に対して使われるの?

次に実際オンライン診療はどのような状況での使用が推奨されているのか説明していきます。厚生労働省が発表したオンライン診療の適切な実施に関する指針によると、

  • 高血圧治療
  • 避妊治療薬の処方
  • 僻地におけるギプスの固定などの指導
  • 禁煙外来
  • 問診を行ったうえで適切な診療科の受診を推奨すること

以上の5つが推奨されています。オンライン診療はあくまで医療行為なので健康被害、重篤な疾患の見逃し等は絶対に防がなければなりません。

身体診察など十分な情報が得られない中で、以上のような場合であればオンラインでも対応できるとの方針を示しています。

さらにこの条件として初診は原則対面で行うことが望ましいとしています。医療行為は患者と医師の間の信頼関係があって初めて成り立つことなので、いきなりオンライン診療を開始するにはまだハードルがあります。

導入は進んでいくの?

以上の話を聞くとまだまだ問題が多いように感じるオンライン診療ですが、個人的にはまだまだ需要が伸びていく分野だと感じています。

厚生労働省が推奨するものの中でも特に高血圧が最も患者数も多く、定期的なモニタリングが必要になるものなので導入が進んでいくと考えられます。

禁煙外来やギプスの固定などは需要が限られるのかな…と個人的には予想します。

喫煙率は減少傾向にありますし、へき地医療についてはそもそも市場の規模が小さく疾患も限定的なのでなかなかオンラインに切り替えていくメリットが少ないです。

一方高血圧については患者数は増え続けていますし他に比べて治療の必要性が高い疾患なので全国規模での導入が進められていくと考えます。

どんなサービスがあるの?

現在すでにリリースされているものは以下の4つです。

  • CLINICS
  • PoketDoctor
  • Curon
  • YaDoc

以上の4つのサービスの内容はほとんど同じで大きな差はありません。

メインの機能は

  1. カレンダーから予約ができる
  2. オンラインで問診・診察ができる
  3. オンライン決済ができる
  4. 薬、処方箋を郵送できる

この4つです。今後どのサービスがシェアを伸ばしていくかというのはいかにうまく広告を打つかにかかっているのかなという印象です。オンライン診療ができる医者の確保と患者双方に対して有用な広告を打つことがこれからの伸びを決めると思われます。

現時点での導入機関数は細かい数字は明かされていないものもありますが

  • CLINICS:業界シェア1位、運営会社:メドレー
  • PoketDoctor:おそらくこの中では一番下? 運営会社:MRT  
  • Curon:導入機関 2500件 運営会社:MICIN(未上場)
  • YaDoc:導入機関 2200件 運営会社:インテグリティヘルスケア(未上場)

となっています。

この中でいうとメドレーのCLINICSが一歩リードしているというところでしょうか

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これから注目が集まるオンライン診療サービス

現時点では上に挙げた4つのオンライン診療サービスが大部分のシェアを占めていますが、続々と新しいサービスが生まれてきています。

例えばエムスリーはLINEと共同してオンライン診療に乗り出すことを発表しています。

オンライン診療は上記の通り他社との差をつけることがなかなか難しく、大規模な広告を打てる大手企業が参入してきた場合にシェアを取って代わられる可能性は高いように感じます。

投資をする際には十分にそのリスクを理解している必要がありそうです。

最後に

今回の記事はいかがだったでしょうか?

医療業界でも注目が集まっているオンライン診療ですが今後がとても気になります。これからも情報を追って行って新しいものがあればまた記事にしようと思います!

それではお付き合いいただきありがとうございました!

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